根セロリとジャガイモのピュレ、ハドックとブールブラン

根セロリと相性の良いハドックの燻製を使ったお手軽レシピです。

ハドック(和名モンツキダラ)はタラ科の魚で、ヨーロッパでは非常にポピュラーな食用魚でです。生、燻製、冷凍、缶詰でも目にします。ブールブランソースはロワール地方発祥のソースで、白バターソースという名前の通りたっぷりのバターと白ワインを使い、魚料理によく使われます。

ハドックは大好きな魚で、子供のころから祖父母の家でよく食べていました。マッシュポテトは、根セロリを加えることでいつもとちょっと違った味になります。更に今回はいつもと趣向をかえて、お皿に盛りつけてみました。ただ、ハドックの量はお好みで加減してください。フィレを1枚まるごと使わなくても構いません。燻製のタラはすでに塩分が多いですから、マッシュポテトとソースにあまり塩をしないように気を付けてくださいね。燻製のタラが手に入らない場合は、生ダラに塩をしておいたものでも代用できます。

材料（4人分）:

根セロリ　1/2個
マッシュポテト 500g
無塩バター 75g
クレームフレッシュ(又は生クリーム) 大さじ2
ナツメグ
ハドック　フィレ1枚(約500g)
レモン汁1/2個分
塩コショウ

作り方

• １．根セロリとジャガイモは皮をむいて粗いさいの目に切る。鍋に根セロリとジャガイモを入れ、水と塩を加え火にかける。20分ほど煮たら、ナイフの先で刺して柔らかく煮えているか確認する。
• お湯を切る際にゆで汁を少し取っておく。へらなどで潰すか、裏ごしする。熱いうちにバター25gとクレームフレッシュ、塩コショウ、ナツメグのすりおろし(パウダーでも可)を加える。
• ２．冷たい水(無塩)を入れた鍋にハドックのフィレを入れる。沸騰したらそのまま20分ほど煮る。身に火が通っているが、食感がしっかりある状態に仕上げる。生のタラを使う場合、ポシェ(低温でゆっくり茹でる)がおすすめ。その後、水気を切り皮を取ったら食べやすい大きさに身をほぐす。
• ３．小鍋に残りのバター（50g）を溶かし、レモン汁を加えたらなめらかになるまで乳化させる。
• ４．皿にピュレを盛り付け、その上にハドックをのせ、仕上げにブールブランをひとさじかけたらできあがり！