リンゴと洋ナシがパリのマルシェに並ぶ季節になりました!アップルパイはシンプルですが、皆が大好きで、見た目も華やかなので人気のあるデザートです。甘味と酸味のバランスが良くなるように、私はいつも数種類のリンゴを混ぜて作ります。今回はさらに味に変化をつけるために洋ナシ、バニラ、そして黒砂糖を使います。
キャラメルとビスケットのような風味がでておいしいですよ!パイは、温かいうちに、生クリームを添えるとさらに美味しい!ちょっと酸味があるといいので、サワークリームや無糖ヨーグルトでも代用できます。
調理時間30分
生地を休ませる時間 1時間
加熱時間1時間
材料(4人分)
- リンゴ 4個(甘味が強いもの2つと、酸味の強いもの2つ)
- 洋ナシ 2個
- 無塩バター 25g
- 黒砂糖 30g
- バニラビーンズ ½本
- レモン汁 ½個分
- ブラウンシュガー) 20g
パイ生地
- 小麦粉 250g
- 無塩バター 170g
- ブラウンシュガー 20g
- 塩(できればフルール・ド・セル) 適量
- 氷水 10cl
- 牛乳 1cl
- 生クリーム/クレームフレッシュ 150g
①パイ生地の準備をする。小麦粉、ブラウンシュガー、塩を混ぜる。バターは小さく切って10分間冷凍庫で冷やす。その後バターを粉類に加え、指先を使って練りこんで混ぜていく。水を加え、ひとまとまりになるまで混ぜる。
②上記のパイ生地を密閉容器、又はサランラップにきっちり包んで1時間冷蔵庫で休ませる。
③リンゴと洋ナシの皮をむいて芯を取る。2cm幅に切る。
④リンゴとナシのコンポートを作る。大きめの鍋にバターを溶かしリンゴとナシを並べる。黒砂糖、レモン汁をふりかける。バニラビーンズは中の種を包丁などでこそげ取って、さやと一緒に入れる。リンゴとナシに味が浸透するように鍋をゆすりながら5分ほど煮詰める。
⑤耐熱皿にリンゴとナシを移して冷ましておく。容器は4人分で直径20-22㎝の丸型が理想的
⑥パイ生地を冷蔵庫から取り出し、三等分にしてから長さ60㎝、直径1㎝の棒状にして三つ編みにする。残った生地は打ち粉をした台の上で3㎜の厚さに伸ばし、型の大きさに合わせて1,5㎝のリボン状に切る。りんごとナシのコンポートの上に、リボン状の生地が上下に線が交差するように置く。皿の縁を沿うように三つ編みした生地をのせる。もし生地がまだ残っているようだったら、クッキーの抜型で飾りを作り、パイを飾る。
⑦刷毛を使って生地の上に牛乳を塗り、ブラウンシュガーを振りかける。
⑧180度に余熱したオーブンで50分から1時間焼く。
⑨熱々ではなく温かい状態で、生クリームを添えて、召し上がれ。